千歳鶴は1872年創業、札幌で唯一の酒蔵です。ここは「誰でもふらっと入れる施設」と「条件を満たした人だけが入れる施設」がはっきり分かれているのが特徴で、直営売店の「千歳鶴 酒ミュージアム」は予約なしで入れますが、醸造蔵の見学は団体予約のみを受け付けています。どちらが目的かで準備がまったく変わります。
醸造蔵見学の内容と条件
見学の対象は、2023年に64年ぶりに竣工した新醸造棟です。集合場所は酒ミュージアムの入口ロビーで、見学そのものは無料です。ただし、申し込みには次の条件があります。
- 団体予約のみ。8名以上20名までが対象で、個人・少人数では申し込めません
- 1日1組限定です
- 受付は平日(月〜金)の10:00〜16:00で、受付終了は15:30
- 予約の締め切りは希望日の1週間前。3ヶ月先まで予約できます
- 年末年始・ゴールデンウィーク・お盆は休みです。また、8月ごろを中心にメンテナンスのため予約できない期間があります
- 案内は日本語のみです。通訳が必要な場合は同行者を手配してください
- 飲酒している人は入場できません。集合時間は厳守です
工事などの都合で受付が一時休止されることもあります(2026年7月は工場内工事のため新規受付が休止されていました)。人数を集めてから日程を決めるより、先に受付可否を確認したほうが確実です。条件・期間は2026年8月時点のもので、変更されることがあります。申し込み前に必ず公式サイトの最新情報を確認してください。
有料プログラム・セミナーはない
2026年8月時点の公式サイトには、有料のテイスティングセミナーや体験プログラムの案内はありません。醸造蔵の見学は無料で、費用がかかるのは酒ミュージアムでの買い物と休み処での飲食だけです。少人数で有料のじっくりした体験を求める場合、この施設は候補になりません。
予約の取り方
- 公式サイトのお問い合わせフォームから申し込みます
- 入力するのは氏名・メールアドレス・電話番号・住所で、用件の種別で「千歳鶴工場見学申し込み」を選びます
- 本文には予約希望日時・人数・当日連絡がつく携帯番号を書き添えます
- 電話での問い合わせ先は011-221-7012(商品企画部)です
千歳鶴 酒ミュージアム(予約不要)
酒ミュージアムは千歳鶴の直営売店です。ここだけは予約なしで立ち寄れます。ここでしか買えない蔵元限定酒のほか、その場で瓶詰めしてくれる生酒などを扱っています。休み処(10席)では、地元で人気の純米吟醸酒を使った酒粕ソフトクリームやコーヒー、甘酒が味わえます。
- 営業時間は10:00〜18:00。ただし月末は棚卸のため17:00で閉店します
- 休業日は年末・年始
- 電話は011-221-7570
アクセス
札幌市営地下鉄東西線「バスセンター前」駅の9番出口から徒歩5分です。公式サイトには道順を示したPDFも用意されています。醸造蔵見学の集合場所も同じ酒ミュージアムの入口ロビーなので、目印はここで足ります。
系列の直営飲食店
千歳鶴には3つの直営店があります。いずれも酒ミュージアムとは別の店舗です。
- 直営「千歳鶴」 — 割烹居酒屋。海鮮と北海道の郷土料理が中心。月〜土・祝17:00〜23:00(L.O.22:30)
- 蔵元直営「吉翔」 — 大吟醸「吉翔」を冠した居酒屋。創作料理と札幌の地酒。月〜土・祝17:00〜23:00(L.O.22:20)、月〜金はランチ11:00〜14:00も営業
- 立ち飲み「鶴の蔵」 — ノーチャージの立ち飲み。月〜金16:00〜23:00(L.O.22:30)
営業時間は2026年8月時点のものです。訪問前に公式サイトで確認してください。
コメント